そういえば、ネガティブな私だった。
そういえば、よく考えれば、子供のころから、ネガティブな子供だった。
特に、中学、高校で学校がとても苦痛だったからもしれない。
特に、中学はある事をきっかけに、負け組になり、いつも悩んでいた気がする。
そのころから、口癖が「死にたい」だった。
それを隠すために、豪快な自分、活発な自分、細かい事を気にしない自分を
演じてきた。今では、
「〇〇さんは、O型と特有なんだよね」と言われるような、リアリストだと
思われている。
過去を、決して妻や今の数少ない友人に言う事はない。
しかし、今でもポロっと出るようで、家で「死にたい」という事を
よく言っては、妻を驚かせている。
車の中では、よく叫ぶ。運転しながら、過去のいやな出来事を思い出しては、
「クソが死ねやー」「俺はもう死んだほうがええんや―」
と叫んでいる。
そう、中学、高校時代から変わっていない。
しかし、大学に入って、良い友達に恵まれ、気づいたことがある。
「好かれたいと思ったら、まず、自分から好きになる」
「与えてほしいと思うのであれば、自分から与える必要がある」
これにより、私は今でも連絡を取り合える、とても重要な友達ができた。
中高には一人も友人がいないのに。
私はそれから、何故か評価されるに人間になり、ある時期は女性にも持てた。
こういう成功体験が、今の本来はネガティブな自分を救っているのだ
という実感はある。
仕事が始まってしんどいが、大丈夫だ。なぜなら、今までもこれよりしんどい
事は多々あった。しかし、乗り切ったじゃないか。
と思いながら、今日も仕事に励む。