我々はどこから来たのか。我々はどこへ行くのか。
外は暴風雨(ほんとにヤバイ)。
近代テクノロジーのおかけで、今日はそういう日と分かっていたので、
図書館で本を借り、tutayaでDVDを借りました。
そう、今日はそういう日です。
「オリジン」です。
【Amazon.co.jp限定】ダン・ブラウン『オリジン』上下巻 セット 特製MAP付
- 作者: ダン・ブラウン, ,越前敏弥
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/02/28
- メディア: 単行本
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ネタバレは避けますが、ダンブラウンは、ミステリーとしては稚拙ですが、
圧倒的情報量が魅力です。読むと新しい知識が増えて、何か賢くなった気がします。
「我々はどこから来たのか」という答えとしては、特に目新しいものはありません。
言うほど大発見か?と思うのですが、「我々はどこに行くのか」
に関しても、それほど大発見かあ?とも思いました。すいません。
しかし、人類の将来って、この本よりもっと衝撃的ではないだろうかと
実は常々考えています。
それはAIの飛躍的な進歩により、地球上の主役が入れ替わる
というよりは、現在日々進歩している再生医療の影響の方が
大きいのではと思っています。
簡単に言うと、仮に「iPS」細胞が完成した場合、我々は悪くなった部分を
簡単に入れ替えることができるようになるからです。そうなると、
人類は100歳~120歳は楽に生きることができると言われています。
あとは、脳のダメージの具合だけでしょう。だって、「脳」を入れ替えたら
もうそれは、あなたじゃなくなりますから。
しかし、ここではたっと気付くわけです。「脳」を入れ替えることは
本当に不可能なのか?
注意:(いやーーーーーー外がすごい。この台風すごい。)
脳の役割は、大きく分けて、本当にざっくり分けて2つです。
①四肢に命令を出す。
②記憶をつなぐ(含む感情)。
何年か前に、私新聞かテレビで思い出しました。
もちろんフェイクニュースかもしれません。
ロシアで、人間の脳の記憶を、他の人に移植する?、移動する?、インストールする?
実験を行ったという記事でした。
これができると、どうなるか?
そう、人類は永遠と生きることができます。
クローンを作り(別にクローでなくてもいいけど)、そこにインストール
すればいいんじゃね?と思うわけです。
脳の記憶をUSBに保存できとけば、尚いいわけです。
この本の「オリジン」にでてくるような、AI作るより、よほど現実味が
あるのではないでしょうか。
そうすると、人間は死なない。もうこれは、逆に恐怖でしかありません。
「死なない」、という事は希望とか夢とか、努力とか、価値とか、ましてや
神など一気に滅びる事でしょう。
あーーーーよかった。私は消滅できて。
ある漫画家が書いてました。
「この世は無秩序で存在しているのではない。
むしろ、豊潤な世界なのだ。
100年もすれば、今いる動植物のほとんどは入れ替わる。
なんと素晴らしい事か。」
大荒れの中、部屋にこもって夢想することができるのは、
幸せであると言えますね。
しかし、今リアルに恐怖なのは外の暴風雨だわ。