ゲームが嫌いだ
子供がゲームをする。
一日30分と決められているのに、約束を守ったことはない。
DSを長男に買ってあげたのは、小学校3年生の時だった。
本人ではなく、妻に泣きつかれたからだ。理由は、
「周りが全員やっているのに、この子は見ているだけ。かわいそう」
という、意見に流されてしまった。
そのおかけで、下の子が兄のゲームを幼稚園の年長からすでに
触るようになってしまい、常に私のスキを見て、やろうとする。
ほしくてほしくてたまらなかった。しかし、父親が厳しかったので、
買ってとはついに言えなかった。そこで、友達の家に行きよくやっていた。
しかし、ゲームが家になかったことには、感謝している。
どう考えても、ゲームは時間の無駄にしか思えないからだ。
(本当にすいません。と謝っておく)
ファイナルファンタジー、とか、ドラクエとか、何十時間もして、クリアして
そして、いったい何が残るのだろうか?
主人公のHPは増えていくが、やっている本人のHPは全く増えない。
マリオは人生をクリアして、姫をゲットできるが、お前は家の中に閉じこもって女の子をゲットできるのか?
だから、いつも、子供たちには、
「そんな無駄な時間を過ごさないで、本を読め。」
と言っては、妻に激怒される。
そういえば、父親に
「漫画ばかり読むな。テレビのバラエティなど時間の無駄。本もそんな意味のないもの(赤川次郎など)読むな。」
と言われている事と同じなのだろう。
しかし、相変わらず、ゲームが嫌いだ。
いつか、子供たちのDSを半分に叩き割りたい。
いつか、wiのコントローラーを庭に埋めたい。
そう思いながら、メガネをかけた少年が、インクを飛ばしている画面を眺めながら、
本を読んでいる。