寝る場所について
実は、妻とは寝る場所を、別にしている。
ものすごい狭い家(借家)ではあるが、子供たちが今、2人で一緒に寝ている
事もあり、空いた部屋を自分専用の部屋にしてある。
その部屋には、本や、漫画の棚があり、仕事用のスーツなども置いてある。
なぜ、妻と寝る場所を別にしているかというと、寝る時間が違うからである。
私は、寝つきも悪いし、時間がかかる。しかも睡眠音楽や、自律神経訓練CD
などをかけるため、一緒に寝ることは難しいからだ。つまり、寝るための周到な
準備を必要とする。
しかし、彼女は、全身、副交感神経でできているのかというくらい、
いつでも、どこででもすぐに、寝ることができる人だ。
だから、いつも夜中の11時ぐらいまで、ためていたテレビの録画を永遠と
見ている。土曜日、日曜日など、2~3時間平気で昼寝をして、
まだ眠たいといいつつ、夜もぐっすりと寝るモンスターである。
とてもこのような、モンスターと寝床を一緒にできないので、
性格(睡眠)の不一致により、お互いの平和のために、家内別居している。
ただ、最終的には、妻が何しようが、意識しなしで、グーグー寝られるようになるのが、目標であることは間違いない。
このように、用意周到に、準備して睡眠に入るのだが、一番困るのは、
出張した時や、家族で旅行したときに泊まるホテルである。
まず、寝られない。びっくりするくらい寝られない。
枕が変わるとの寝られない人の強いバージョンだ。おそらく、空間が違うという、緊張状態に置かれるからだろうと思う。睡眠剤、漢方をW投入して、時間をやり過ごすしかいない。
逆にどこでも寝られるようになったのは、仮眠である。副交感神経の訓練をする
文言を唱えると、どこでも、どんな場所でも寝られるようになった。
そして、15分で完璧に、目が覚める。この間は、保護者による小学生のプールの監視で、椅子に座ったまま寝た。
これはなぜか? そう、文言を唱えているときに、「眠くなる」とか、「寝なさい」
とか、そのような意識をしていないからだ。携帯のタイマーを20分かけるのだが、
「別に寝ようが寝まいがどうでもいいし」「リラックスできたらそれでいいし」
というようなことを考えながら、目をつぶっているからだろう。
そう、入眠の仕方を俺は手にしているのに、いまだに、それを毎夜やってくる本番で使えない。ブルペンピッチャーなのだ。