3年前の記憶がよみがえる。結婚式スピーチ。
結婚式に行ってきました。
新婦側の知り合いでした。
しかも、スピーチを頼まれました。
ここで、よみがえる3年前の悪夢。
同じ轍は踏めないという事で、前入りをやめて当日に車で移動しました。
今度は、車で高速に乗って2時間の場所です。
14時挙式から始まって、18時には終わるというプランらしく、
その日に帰ることにしました。
つまり、酒を飲まないという選択をしたわけです。
なるべく考えないようにするため、前日になって初めてスピーチ内容を
パソコンで作りました。
当日寝られないかなと思ったのですが、緊張もせずに寝られたのは、
私にとって幸運でした。
2時間のドライブの中で
「ご両家の皆様、本日は~~~~~~~~~~~」
とか何とか、ぶつぶつぶつぶつぶつ、つぶやいて覚えていきました。
13:30分には到着して、挙式に参加しました。
いやーーーー、「女性は結婚前が一番きれいだわ。」
By嫁の言うとおり、普段の5倍増しできれいに見えました。
いやーーーー、「女子って結婚で人生がかわるよねーーーー」
By嫁の言葉が身に沁みます。身に染みるだけです。
で、その後披露宴に案内されると、司会の人が打ち合わせにやってきました。
「〇〇様本日は、スピーチとなっております。スピーチの順番は、
式の終盤です」
式の終盤!? どういう事!?
え????
普通の私の披露宴の感覚だと、新郎2人、新婦2人ずつ最初にやって、
それから、乾杯して、ご飯食べて、余興でもして、最後どちらかが、
泣きの文章でも読んで、両親に花束渡す。フィニッシュ。
ではないのか?
という事は、私は式の終盤まで緊張しなければならないのか?
しかも、全員、酒が入って酔っぱらってる人達の目の前で話するのか?
じょうだんじゃねーーーーわーーーーー!!
「お断りします」と司会のお姉さんに言ったのですが、
彼女は微笑んで、話は終わりました。
式が始まりました。
新郎、新婦が職場結婚だったこともあって、身内盛り上がりがすごくて、
我々のテーブルはポツンと存在していました。
【前菜】
この辺から、緊張で、何を食べても、まったく味がしませんでした。
さて、宴も竹縄、たけなわ、いよいよ私のスピーチの番が回ってきました。
私の前が、新郎の恩師らしくて、でもその人も身内だったらしくて、
大盛り上がりだったので、決意しました。
こんな場面で、用意した「本日もお日柄もよく~~~~」
とか言ってられるか!!
私の名前が呼ばれました。同じテーブルの人たちに、「かましてくる」
と、宣言して席を立ち、スタンドマイクの前に立ちました。
そして、第一声。
「私は、最初にスピーチをするもんだと思って、いい話を用意していたのに、あんたら、酔っぱらった警察官の方々の前で、何を話せっちゅうねん!!」
と、大声で言ってやりました。
そう、この新郎新婦の職場はある県の警察様たちです。
そして、酔っぱらって騒いでいた警察官達は、キョトンとして、
その後、大笑いで私のスピーチを聞いてくれました。
いやーーーー、自分で言うのもなんだけど、盛り上がった。
よかったよかった。
その後、警察官の人たちが、ビールを注ぎに次から次へとやってきました。
よかったよかった。
滞りなく、終わったのでダッシュで車に乗り、
高速を120Kmでぶっ放して帰りました
そう、今日は、ラクビー VS スコットランド戦があったのでした。
感動したああ。
もう、涙が出ました。
こじるりが言いました。
「全員がMVPです」同感!!
今日は、色々あって、興奮して寝られませんでした。
次の日休みでよかった。