土用のウナギの日。格差が身に沁みます。
先日、ウナギの日でした。
ラジオでやってましたが、この日は、年間のウナギの売り上げの
40%を占めるそうです。
縁起物に弱い日本人、やはり気になります。
どこのスーパーも店頭でウナギを焼いてました。
しかし、値段を見ると瞬間に萎えます。
私の田舎県のとあるスーパーでは、1本2500円でした。
大が3000円、もっと特大が3400円です。
我が家は4人家族です。
しかも、食べ盛りの中学生が1名。
みんなが、ウナギ食べたーーーーと言えるには、
3本は必要でしょう。
となると、少なくとも、7500円いるわけです。
誰の誕生日?状態です。
精をつけるだけなら、1枚1000円弱のランプ肉を8枚買って、
ニンニクぶっかけて食べたほうがはるかに効くような気がします。
それにもまして、これをひょいと買えるご家庭がどれだけいるのでしょうか?
勝手に規定しました。
①一人一本買う・・・・上流家庭
②縁起物だから、今日は買う・・・・中流家庭
③こんな昔のエレキテル野郎が考えたやつに誰が乗るかい・・・・中流下家庭
④純粋に買えねーー・・・・普通の家庭(現在の主流)
⑤そもそも見ない・・・・無職・引きこもり
これでどうでしょう。
(たたかれるの怖いので言っときますが、
上記のヒエラルキーは人間の価値を表しているわけではありません。)
うちは、余裕で③でした。
そもそもの嫁さんが
「誰が買うかい!!でも、後ろめたいから唐揚げ買うぞ」
という感じでした。
しかし、この後の話があって、
嫁さんの実家が、2本差し入れしてくれました。
しかも大2つ。
子供達は、唐揚げあるは、ウナギはあるはで、大騒ぎでした。
(少し涙が出たのは言うまでもありません)
ここで、結論ですが、①とか②とか、今や、金の使い道が、
孫にウナギを買うしかない高齢者家庭がほとんどではないでしょうか。
つまり、ここに格差社会が表れています。
神
退職した年寄りたち
金持ちの家柄に生まれた人たち
普通に生まれ、普通の育ち、死ぬ気で働いている人達
最近、ガソリンテロが怖いので、言わないでおこうかなと思う人達
高度経済成長に守られ、金を残してきた人たちは、
本当に恵まれているとしか言いようがありません。
私の母は公務員で、38年間勤め上げました。
私にたくさんのお金をかけてくれました。
私は、自分の息子の息子たちに、ウナギを買ってあげられるでしょうか。
とりあえず、
うなぎうめええええええええええええええええ。