メンタル壊してからこれからの人生を考えるblog

メンタルがいかれたので、それを克服するため、または、あきらめるためによしなしごとをヅラヅラ書き連ねるブログ

久しぶりに、会社の飲み会ー歓送迎会に出てみた

会社員に、飲み会は必須である。しかし、

職場は、田舎にあり、ほぼ全員が車で出勤するため、都会の会社員のように、

「今日は疲れたね。一杯よってく?」

みたいな、流れはほぼない。時間と暇を持て余した、若人どもが、

週末に、気の合う同僚と、市内の歓楽街に出かけていくぐらいだ。

 

事実、私も20代後半から、30代前半、結婚するまでは、

フライディナイトフィーバーは、よくやっていた。

今思うと何が面白かったんだろうと、思うくらいに、女の子がいる

スナックに通った。

田舎のスナックは、都会のしつけの効いた店と違い、女の子が、話が下手。

むしろこちらが、話をして、盛り上げていた。

それで、2時間5000円ほどとられていた。もう一度言う。

何が楽しかったのだろう。

 

そんな具合で、結婚したら、ほとんど、行かなくなった。

しかし、そんな田舎の会社も、年に4回は飲み会が行われた。

会社自体が主催する飲み会が、4月の新人歓迎会と12月の忘年会の2回。

部署の飲み会が、1学期のお疲れ会、3月の退職者を送る会の2回だ。

 

去年の6月に、メンタルを壊してから、人前で飲む事がとてもしんどくて、

全部キャンセルしてきた。事情を分かっている、上司や同僚の一部は、まったく

誘わなくなったというのもある。しかし、徐々に体調が戻ってきた私は、

認知行動も必要であるという思いから、3月の部署の送る会に出席した。

 

退職者が滞りなく、挨拶をして、それから、座が乱れて思い思いの場所で、飲みだした。とりあえず、ドキドキ感は少しは無くなったので、楽しく飲めたのだが、

やはり、汗は尻や脇、顔から思いっきり出た。出されたおしぼりで、拭きながら

同僚と話をした。

 

こういった行為は、認知行動療法といって、パニック障害で治療にも有効である

と考えられている。つまり、大丈夫だと自分にわからせることが重要だそうだ。

事実、特に、何事もなく終えることができた。

これ以降、その後の飲み会は出席している。

 

ただ、1つだけ、思ったことがある。

あまり接点のない、一人の同僚が、やってきて、

「体調があまりよくないらしいですね?」「でも、全然元気に見えますよ。」

「まだ老け込む年でもないでしょう、期待してますよ、リーダー」

などと、軽口をたたいて、私の、コップにビールを注いだ。

 

そう、噂は、絶対に広がる。しかも瞬時に・・・・。

その夜は、あまりよく寝られなかった。

不眠症は、このような些細なことをネタにしながら、続いていく。