全員が予備軍だと思う。
世の中、無職、ニート、かつ中年の人たちが大暴れしています。
無職って本当に怖いです。
何が怖いって、自分がそのような立場になることが。
実は、私、29歳の時に、8か月くらい無職になったことがありました。
時は、「失われた10年」の真っ最中で、会社を数社受けましたが、
本当にどこも採用されませんでした。
その時、どのような気持ちになったか、思い出して書いてみます。
・俺は無能
・いい年になって養われている屈辱
・親は何も言わなかったが、それが苦しい。
・昼間はインターネットで職探し&2ch「無職スレッド」閲覧。さらに落ち込む。
・実家は友達がいなくて、孤独感MAX
・ITバブル崩壊、株価暴落で資産半減。〇にたくなる。
私は、かろうじて父親のコネで会社に入社することができました。
(反発もしたが、父親はやはり偉大だと気付く今日この頃)
しかし、あの時ほど苦しかった時はありませんでした。
大学受験浪人していた時の10倍?100倍?つらかったです。
もし、あの時、就職が決まらなければ、私は今、暴れている人たちと
同じ経路をたどったかもしれません。
全然他人事と思えません。
今では、家族がいるので、責任もあるし、支えもあります。
もし私の会社がつぶれたら、大型免許持っているので、
「玄猫大和」か「坂和九便」に行く決意は持っています。
ここで、アドバイスですが、
1.ぜーーーーーたいに、次決まらないうちは辞めてはいけません。
2.ぜーーーーーたいに、急病になったら、有給、休職をもらいましょう。
急に首になったら、そしてブラックなら、匿名でいいので労基に電話しましょう。
それだけで、結構効きます。
しかし、日本企業の、この弱さでこれから倒産する会社も増えてくると思います。
その時は、実は、何の資格も実力もない中年連中は、ほとんどなすすべもないのは
事実です。
そう、氷河期で派遣や臨時しかしていない人は、
巷で言われているように、やばい状況なのです。
これ書いて、感慨にふけっていたら、今度は、無職の息子を処分する
事件がありました。
推測するに、上の事件を見た親が、人様に迷惑をかける前に、
やっちまったと・・・・
しかも、やっちまった人が、
元事務次官、官僚のトップです。エリートのさらに雲の上の人です。
二人の息子を持つ私は、これに関しても、まったく
他人事ではなく、((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル 震えるのであります。