たまに緊張する時
最近調子はいいのだが、ふとした瞬間に、まだ緊張して
自分を追い込んでしまう時があります。
①一人で外食しているとき、ふいに緊張する。
そして、深呼吸をして、早く食べてその場を立ち去ります。
②今日はごちそうだぞ。今日はパーティだぞ。今日は飲み会だぞ。
と言う時は、よーし朝から何も食べないぞ。と、身構えてしまい、
緊張して料理を見ただけで、お腹いっぱいになります。
いや、むしろ吐き気がする時があります。
③明日、何かがある。それはたとえ午後からだとしても、
それはたとえ、まったくのくだらない用事であったとしても、
「寝られなかったら」と考えると、緊張して寝られなくなる。
④いったん、動悸がしだすと、止まらなくなり、それがさらに緊張を生み、
立っているのもしんどくなる時があります。
以上のように、「緊張」する事がまだ普通にあります。
よく考えると、何かを意識した時にそれは起こります。
何かを意識しないで、人は生きられないと思うのですが、
しかし、それをどう克服するかが大事なのだと考えます。
実はゴルフのプロを目指している若い子(かなり有望な子だと思う)
と話をしたことがあります。
その時、知ったかぶり全開の私は、
「スポーツも頭が必要だよね、例えばサッカーの中で一番うまいと感じた選手は、中田英寿だな。彼はいつも考えてプレーしていたしね」
というと、彼は言いました。
「サッカーの事はよくわかりません。しかし、ゴルフは感覚です。
考えると緊張して、それがプレーに伝わりイップスになります。
今、これを入れなきゃとか、こうやってスイングするとか、プレー中に考えることは
ありません。練習で感覚を磨くだけの事を練習します。これがプロです」
私は、その通りだなと思いました。
そうです。
確かに意識したその瞬間に、緊張は始まります。
という事は、何もかにもが日常になるよう脳や体に「大丈夫だ」
と思い込ませる「学習」と「経験」が必要なのです。
そして、それは時間が必要だという事もわかります。
100回行ったラーメン屋で緊張することはないでしょう?
もうすぐ3年が経ちますが、よくなっている実感は本当にあるのです。