リバーランズスルーイットの世界
GWは、新しい趣味を開発しようと思いました。
定年を迎えた時に、無趣味だった場合、
自分の居場所がなく、右往左往するからだ。
趣味の確立には10年かかる。ということは、50手前で
始めておく必要があります。
で、何を始めたか。
それは、「渓流釣り」です。
そして、超難易度の高い「てんから(毛バリ釣り)」です。
きっかけは、定年で再雇用の仕事場のおじさんが、
「いやーーー、この前アマゴ20匹釣れたよ」
という会話の中の一言が、私の琴線に触れました。
なぜ、琴線に触れたか。
それは、ずっと渓流釣りに憧れがあったからです。
それは、そう、この日のタイトル「リバーランズスルーイット」
の映画が大好きだったからです。
ブランビットの若かりしときの出演作で、
とにかく話も面白いが、その渓流の美しさに圧倒されました。
さらにフライでマスを釣る彼ら兄弟の言葉も強く印象に残っています。
「奴は、ミミズを持ってきているぜ、この美しい渓流に。
とんだチキンやろうさ」
確かこんなセリフだったと思います。
餌釣りはチキン野郎?そして、美しくない?
そう、渓流、毛バリ釣りは、男のロマン。そして渓流の美しさ。
やるしかないでしょう。
で、道具を大人買いをして、頼み込んで連れていってもらいました。
伝わりますか?この美しさ?
しかし、現実は甘くなく、日本の渓流は、本当に険しくて、
しかも、ポイントはすでに解禁から2か月がたち、魚がすれまくって、
なかなかつれませんでした。しかも、テンカラは技術を要し、
ビギナーには、とても甘くない釣り方です。
しかし、なんと優しいお魚さん(たぶん子供)が私の針に
掛かってくれました。めっちゃ可愛いあめご。
しかし、その後、私の針に誰も犠牲者は生まれませんでした。
ついでに、私の師匠を無断でアップします。
正直、釣れないし、すごく体力的にしんどいので、これが趣味にまでなるかどうかは、
わかりません。しかし、新緑は美しく、水はとても気持ちよく、癒されました。
とにかく、最後に言いたい。
「リバーランズスルーイット」だけ見て。DVD、できればブルーレイで。
きっと、必ず、男の子なら、やりたくなる。美しい釣りを。