著名人たちの睡眠障害
睡眠障害を調べていくと、結構な人がこれに苦しんでいることが分かった。
5人に1人は、睡眠に何らかの問題を抱えているらしい。
10人に1人は、絶対に私か、もしくは私以上に、悩んでいる人がいるはずだと思っていた。
そう思っていたら、結構有名な人たちが、睡眠障害になっていることが分かった。
例えば、一番びっくりしたのは、椎名 誠である。
椎名 誠と言えば、キャンプや、旅行を繰り返し、その体験を本にして、お金を
もうけ、そのお金で更に、キャンプや旅行を繰り返すという、夢のような
生活を送っている・・・・と思っていた。
しかし、現実には、私より若い30歳の後半ストーカー被害にあってから、
35年間ずっと不眠症を抱えている。と知った。
こんなに、楽天的で(私の勝手な想像)、人生に前向きな人間でも不眠症になる。
さらに、35年間それが続いている。
という事実は、ほんとうに私にとって衝撃だった。
彼は、10時過ぎには布団に入るが、2時には目が覚める。
そこから、眠くなるまで寝られないそうだ。
次の日、どうしても起きなければならない日は、睡眠剤を投入する。
それ以外は、何時に起きても、良いとしている。
治ってないのだから、治療方法も書いていない。
最後に、「落語を聞いてリラックス」というくだりは、腰が砕けた。
こちとら、あなたのように、自由業ではなく、仕事があるんだよ。
だから、ぜっていに起きなければならない。毎日。
と、何故か、八つ当たりした。実際はファンです。
この本から、どうしたら、治るだろうかと、思っていたが、どうも実は、あきらめる気持ちを持つ方が必要なのではないだろうかと思うようになった。
自律神経を整える 「あきらめる」健康法 (角川oneテーマ21)
- 作者: 小林弘幸
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同僚の事務の女性、(以前とは違う人。事務の女性と仲良くなる癖がある。)
この女性は、急に立ち眩みと、耳鳴りが襲ってくるらしい。
その人が、私に言った。
「たぶん、もう元に戻ることはないと思うよ。たぶん、脳のどこかが、
つながってしまったのよ。だから、直すというのは無駄で、どうやって緩和するか、
付き合っていくかを考えたほうがいいんじゃない。」
「私は、耳鳴りが始まったら、席を立つようにしている。車もすぐに止めて、
その時が収まるのをじっと待つようにしてしているわ。ちょっとひどいのは、漢方
を飲むようにしている。漢方は市販でも売っているし、気軽に手に入るし。
あきらめちゃった方が早いよ。」
椎名誠の現状と、この事務の女性の話は、私にショックを与えたともに、
乗り越えようという気持ちから、受け入れようという気持ちの変化をもたらす
ようになった。
ちなみに、睡眠障害を抱えているタレントとして、
かれらも、睡眠剤を服用することがあるらしい。
さらに、最近、芸人の人が、サウナの後、睡眠剤を飲み、車でボーとしていて話題になった。
彼たちは、我々より、よっぽど不規則で、圧力の中で生活しているのだから、
そりゃそうだろうと、納得している。